Raleigh Chopper #3 21 Jan 2008
おくさんが錦糸町のショッピングモールまで自転車で行きたいと言うのだが、自分の自転車は先日預けてしまったので手元に無い。ガレージで朽ち果てつつある他の自転車を引っ張り出してみた。一台は二十年くらい前の実用車、もう一台は三十年くらい前のおくさんの愛車 Raleigh Chopper。どちらも埃だらけ、錆だらけでまるで粗大ゴミ、とても動く様には見えなかったが、とりあえずペッチャンコのタイヤに空気を入れてみた。二台とも空気は漏れていないようだ。自分としてはポジションの楽そうな実用車で行きたかったのだが、おくさんは恥ずかしいから Chopper に乗ってくれと言う。いやどちらも結構恥ずかしいのでは、という言葉を飲み込みつつ、考えてみれば実用車の方はその内処分するつもりなのに対して、Chopper はうちの文化遺産として整備(自分の技量ではレストアなど不可能)する約束をしていた。ということで今の状態を把握するためにも Chopper に乗る事に。途中のファミリーレストランで朝食を取り、その時点で走行に大きな問題が生じなければ、そのまま錦糸町まで行く事にする。
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朝食終了。タイヤの空気圧も大丈夫そうなので、このままミニミニサイクリング続行。最近は折りたたみ式のタイヤの小さな自転車が多いので、大人が Chopper に乗っていても案外目立たないようだ、と思う、そうあって欲しい。それにしてもサドル、というよりもシートが低過ぎ(固着中)。ほとんど座っていられなかった為か、特殊なポジションの為か、変速機が使い物にならなかった為か、太ももの後側が筋肉痛です。
帰宅後、ハンドルバーを何とか引き抜き、ベトベトになっていたグリップも剥がした。無数の細かい錆がメッキを突き破りヤスリ状になっている。部分的に滑らかになるまで磨いてみたら、ところどころ地金が露出してしまった。純正部品での交換など不可能だろうし、フレームやリム、スポークなども錆だらけなので、整備の目標は「見かけはボロだけどスムーズ」というところに決定。再メッキや再塗装はとりあえず考えない事にします。
*1 ボロに見えますが、実物はもっと悲惨です。ちなみに新車時はこんなに輝いていたようです。
www.raleigh.jp より転載