夏休みの記録 #2 17 Aug 2011
ペダルと靴を交換して出発。サポートカーのおくさんと S は新笹子トンネル、自分は笹子峠に分かれる。午前中の大垂水峠は S のゆっくりペースで何となく越えてしまって実感が乏しい。ここ笹子峠が自分にとって初めての峠体験と言っても良いと思う。ペース配分も何も分からず適当に漕ぎ続ける、初めて「もうギアが残っていない」経験をする。一旦停まって息を整えてから再出発。カーブを曲がるごとに、見た目では判別できないほどの微妙な勾配具合(感覚が鈍いだけ)でペダルに掛かる負荷が激変するのが面白い。誰もいないのを良い事に遠慮なくハァハァしながら上る。何とか松(杉だったか?)の案内板が出てきたので、停まって地図を確認する。既に 2/3 程度は上ってきたようなので一安心。やがて頂上のトンネルに到着、そのまま侵入する。事前調査によると雨漏りは改修済み、路面も整えられているとの事。ただし中は真っ暗、自分のオモチャのような LED ライトは何の役にも立たない。出口の明かりを目標に、路面を信じて漕ぎ続ける。トンネルを抜ければ下り道、臆病者の自分はカーブごとに必要以上の減速をしながら下る、それでも気分はジェットコースター状態。山を抜け、集落を抜けて 20 号に合流。下り坂は続き、集合場所の一宮御坂まで転がり落ちるように走る。自分の自転車にこのような実力があるとは思わなかった。ショッピングモールの駐車場で自転車を車に積み込む。
ペンションに遅れてしまった到着時間を連絡しつつ、おくさんの運転で車を走らせる。中央道に入り、須玉で降りて野辺山のペンションに到着。既に S 本さんは寛いでいた、十数年ぶりなのに変わり無い様子(実は太って焦って絞ったらしい)。おいしい夕食で満腹になってから入浴、就寝。
08/13 朝食後、特にする事も無くみんなでのんびり。やがて自転車を車から降ろし(S 本さんも自転車持参)、昼食を取るためシャトレーゼリゾートまでサイクリング。さすがにスキー場を有するだけあり、敷地内に入ってからクラブハウスまでの上り坂は侮れなかった。ここでものんびりと昼食、食後のデザートビュッフェでお腹が苦しい。ペンションに戻って早めの入浴を済ましているうちに、常連宿泊客で旧知の友人たちがチェックインしてくる。やがて夕食(食べてばかりだ)。
08/14 朝食後、息子 S の宿題であるポスターの構想を練りつつ、ペンションの犬のお散歩。昼食のそうめんパーティー後、宿泊客全員でブルーベリー狩りに出発、自分たちは自転車で向かう。到着間際に S 本さんの自転車後輪がパンク、パッチを貼ってみたものの他にも穴が開いていたようで、やがてタイヤはぺっちゃんこ。帰りは車に乗せてもらう事になる。ブルーベリー狩りのほかにも、冷たいスイカやカシスのジュースを振る舞っていただいたり、清流にイワナの影を追いかけたりとお世話になりました。ペンションに戻ってから S とポスター制作。入浴後に宴会風夕食。
08/15 朝食後、のんびりと帰宅準備。びっくり市で買い物後、須玉に降りて中央道に入る。途中で S 本さんの車と分かれ、特に渋滞もなく帰宅。S の強い希望により、イタリアンなファミリーレストランで昼食、ホームセンターで買い物の後、お義父さま宅で荷物を降ろす。再び自宅に戻って洗車、おくさんは洗濯。
08/16 息子 S は朝から塾。自分は午前練に行く。帰宅後、おくさんと錦糸町に買い物。夜になって、キャンプから戻ってくる息子 T を迎えに新宿へ。中央道渋滞のため、バスの到着時間が 2 時間以上も遅れる。T と 2 人で簡単に夕食を済ませてから帰宅。