週末の記録 20 Apr 2009
04/18 子どもたちと 3 人で自転車、有明パナソニックセンターで「酸性とアルカリ性」と「鏡の迷路を作ろう」。帰りの晴海大橋から大きな客船が停泊しているのを見つけ、晴海埠頭まで寄り道してみた。乗り物好きの S は大喜びだったが、さっさと帰りたかった T は不機嫌。世の中の色々なものを感じて欲しいのだ、我慢してもらいたい。
04/19 こどもたちと 3 人で「バイシクルライド 2009 東京」というものに参加してみた。
彼らが自転車に乗れるようになった時から、できるだけ早い時期にこのようなイベントに参加してみたいと思っていた。
中学生、高校生、ましてや大人になってからの体験と、9 歳になったばかりの彼らの体験はきっと違う記憶になると思う。
会場までの往復を含めての 40km は、既に彼らにとって問題になるほどの距離でもない、コースのほとんどは今までに何度も通ったことのある道だった。
しかし、たくさんの大人と何人かの同世代の子どもたちと一緒にサイクリングした記憶は、春の爽やかな日差しとともにいつまでも思い出してもらえるのではないかと願っている。
来年も参加したいと言ってくれたので、ほっとした。来月は COP15 Cycling Tour というものにエントリしている。また違ったイベントのようなので、こちらも楽しみだ。
自戒を込めて記録しておく 20 Apr 2009
日曜日の早朝。自転車のイベントに参加するため、子どもたちと 3 人でいつもの朝練コース脇の歩道を逆方向にゆっくり走っていた時、車道側を走行するロードレーサー二人組に「おはようございます」と挨拶された。子ども連れの普段着姿の自分に挨拶してくれるなんて、と爽やかな気持ちでいっぱいになったのも束の間、信号が青になって横断歩道を渡り始めた時に一台のロードレーサーが信号を無視してコーナーを曲がり、「おい!」とまるでこちらが信号無視しているかのように怒鳴りながら目の前を通り過ぎて行った。以前自分に「きみってヘルメットかぶらない人?」と注意してくれた人と同じチームジャージだった。杓子定規に信号無視を非難するつもりはないし、自分もこの交差点で 2 回ほど直進の矢印と左折の矢印の信号を見間違えてコーナーを曲がってしまい、気まずい思いをしたことがある。あの人も今頃は自分の勘違いに気がついて反省しているかもしれない。でも自分があの人のことを覚えていないように、あの人も自分のことなど覚えていないだろう。怒鳴ってしまった過ちを修復する術はもうない。また、あのチームジャージの人たちをまとめて非難するつもりもない。初めて朝練に行った時、初心者丸出しの自分に挨拶してくれたのも今思えばこのチームの人だった。いつも極めて礼儀正しく安全確認をしながら赤信号を通過する人も同じジャージを着ている、実に爽やかな「信号無視」である。もちろんこの人も歩行者がいる場合は必ず停止している。しかし同じチームの人が信号待ちしている自分の後ろで、おそらくは朝練初参加のメンバーに「このコースは歩行者に気をつければ赤信号でも行っちゃっていいから」とわざわざ説明し、やがて自分の横をすり抜けて行った時にはモヤモヤとした気分になった。まあ自分のような後から来た(そしてサボり気味の)初心者が、古参の上級者の方々に言うほどのことでもないとは思う。自分自身、意識的な信号無視はしないまでも、T 字路の赤信号を歩道に逃げて通り過ぎたりはしていた。自分では充分にブレーキをかけ、歩くほどの速度で歩道に入っていたつもりだったが、歩行者にとって良い気持ちがするものではないだろう。信号無視と、やっていることは変わらないだろうという意識もある。そこで、もうここで宣言する。これからは「子どもたちに見せられないような」走り方は決してしない。自分はレースに出たいわけでもないし、上手に走れるわけでもない。楽しく走れるための練習をするときに、余計なことで悩むのは止めにします。あと、なるべく自分から挨拶をするように心がけます。いつものコースを逆方向に歩道側から見て、色々と考えさせられた朝だった。