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icon 自転車屋さんに行ってきた #2 05 Jan 2008

それならばと素人なりに妄想が膨らみ、色々と web 上の情報を調べてみたところ(便利な世の中になったものだ)、自分の自転車のほとんどの部品が現在の規格から外れた古いものである事を知りました。勿論ヨーロッパとかの長い長い自転車進化の歴史に比べれば「誤差」の様なものでしょうが、何も自分は百年前から自転車に乗っている訳でもないのに、ほとんどの部品・規格が骨董品扱いされているのです。何度も言いますが、自分の自転車はお世辞にも立派なものではありません、前述の様に言うなれば、せいぜい「入門用」の安価なものです。でも自分にとっては今でも「細くてカッコイイ」自転車だし、何よりも人生の半分近くを伴にした離れ難い道具なのです。このまま中途半端な「アンティーク品」扱いは悲しい。

という理屈をこねて、あと二十年乗るための再生計画を発動(本当はこのまま乗っていれば良いのだろうが、それでは予算が降りないのだ)。とりあえず、

*1 これだけでも自分にとっては「最新型!」という感じ。
*2 細くて半分黒くてカッコイイ!ハブも黒いのはちょっと微妙。
*3 いっぱいギアが付いているらしい。現状は 5、6 枚くらい(きちんと数えた事が無い)。
*4 現状のヘッドパーツは、ローラー台で漕いでいた時の汗で錆だらけなのです。

あたりを確定。追加で効きの悪いブレーキ関連も交換して貰う事に。何やら「ロングアーチタイプ」という物が必要との事で調べてもらうと、前後ブレーキと左右レバー(変速機無し)のセットで、高いのと安いのがあるらしい。

ここまで決めてきたのですが、来週の連休中に予定があるので、その後に自転車を預ける事としました。更にその後は交換時期を見ながら、現状の二十数年前の 105 部品を現行の 105 部品に交換して行く予定です。ただ W レバーはこの自転車の identity の様な気がするし、自分の乗り方にデュアルコントロールレバーという物は贅沢な気がするので、今のところ導入は考えていません。

予算の無駄遣いの様な気もしますし、同じ予算で新型の派手な自転車が買える様な気もします。自分くらいの歳になれば、もっと「高級な」自転車でタラタラ走るのも良い様な気がします。でもせっかく大事にしている自転車があるのですから、これからも永く乗っていきたいのです。知識、経験をお持ちの方もいらっしゃる事と思います、お気付きの点などありましたら是非教えて下さい。

icon 家の中が寒い 05 Jan 2008

一週間近く留守にしていたので家の中が全然暖まりません。おくさんと子どもたちは北海道へスキーをしに行ってしまい、家の中は自分一人なので尚更です。ということで、夕食がてらに近所の jonathan's まで逃げてきました。眠くなるまで粘る作戦中。というか、今帰ってきました。

icon 自転車屋さんに行ってきた #1 05 Jan 2008

色々と考えていたけど良く分からなくて放ったらかしになっていた件。自分自身の力だけで驚くほどの走破力を実現できる自転車という乗り物が大好きなのですが、残念な事にその素晴らしさに気が付いた頃には就職していて、長距離を走り込んだり、専門的な知識を得る時間的、精神的な余裕の無い状態でした。それでも一人暮らしを始めた頃、通勤用に(自分にとっては)それなりの自転車が欲しくなって購入したのが、二十年以上経った今も所有し、子どもたちとのミニサイクリングに使用している下の自転車です。

何も知らない自分が買いに行った先は渋谷の東急ハンズ。スポーツ車が並んでいて、自分がさほど気後れせずに入る事ができるお店を他に知らなかったのです。ハンドルバーとタイヤ(ホイール)を選択できる仕組みになっていたのですが、既に弱気になっていた自分はフラットバーハンドルとチューブ式タイヤを選択しました。鉄製のフレームに(これは最近教えてもらったのですが)当時のシマノ 105 で組んだ自転車です、と言えば詳しい人には分かりますよね。まあそのくらいの自転車です。

それでも自分にとっては初めての「ちゃんとした」自転車だったので、その軽快な乗り心地に驚き、勢い余って 600 のトークリップペダルに取り替えたほどです(それでもドロップハンドルはまだ怖かった。いや、今でも怖いかも)。月島・南青山間の通勤がとても楽しいものになりました。しかし、その約一年後に自転車通勤が不可能な距離まで引っ越してしまってからは、時々買物に出掛ける程度の使用頻度になってしまいました。

都内に戻り、おくさんが MTB を購入した十年位前、二人で自転車散歩中に発作的にシミズサイクル(何と怖いもの知らず、歳をとって図々しくなったのか)に飛び込み、ドロップハンドルに交換して貰いました。その後、秋葉原の路上で経年劣化していたタイヤが突然破裂し(周りの人は爆発音に驚いたと思う)、上野方面の自転車屋さんで交換して貰ったのですが、在庫品の関係でやたらと太くなったタイヤが少々残念でした。

基本的には室内保管であったし、それほどの距離は走っていなかったので年式ほどの劣化は無く、ほとんどの部品は当時のままです。子どもが生まれ、大きくなって、一緒に自転車に乗る様になったので久しぶりに気合いの入れた洗車をしてみると、やはりそれなりに錆びた部分に気が付きました。更に良く見てみると、いつの間にかフロントのブレーキシューがママチャリ仕様になっていた(誰が交換してくれたのだろう?)し、硬化していたようなので前後共に新型のシューと交換。気分転換に穴があいていたサドルと(ついでに)シートポストも交換してみましたが、現状では黒いシートポストが格好悪い様な気も。

(長くなってしまった。自分史を語りたがる歳になったのか、でも続ける。)

ということで子どもとのミニサイクリング用に、再びフラットバーハンドルに交換しようかと考えていたら、いつの間にか近所に小さな小さな自転車屋さんが開店していました。店主のお兄さんに相談してみたところ、ドロップハンドルを交換するなんて勿体無い、みたいな説得をされ断念。ついでに聞いてみたオーバーホールとフレーム再塗装の料金が思ったほど高くなかったのでお願いする事にしました(続く)。

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