2004 年 12 月 31 日 31 Dec 2004
今日の朝食も洋食。ゆっくり少しずつ食べて、胃腸をいたわります。ちらほらと雪が降ってきましたが、車で市街地まで出掛けます。和食のファミリーレストランで昼食を食べているうちに雪は激しくなり、まるで吹雪の様。ホテルへ戻る途中にチェーンを装着したので、無事に遭難を免れる事が出来ました。
夕食は和食コース。相変らず満腹状態が続いていますが何とか元気です、と安心していると年越し蕎麦が部屋に運ばれてきました。
2004 年 12 月 30 日 30 Dec 2004
朝食も洋食です。なるべく胃腸を休めたかったのですが、席を外している隙におくさんがパンのお替りを注文、再びお腹一杯になってしまいました。
食後は持参したソリを持って子ども達と外に出ました。天気は良かったのですが、芝生の斜面には昨日の雪が残っていたため、見本演技を披露した私の背中とお尻はビショビショ。
昼食はファミリーレストランへ。少なめにオーダーしたつもりなのですが、子ども達の残り物を片付けてしまうともう満腹です。
夕食までは時間があったので、おいしく中華をいただく事ができました。子ども達と 3 人でお風呂に入り就寝。
2004 年 12 月 29 日 29 Dec 2004
遂に冬休みになりましたが、初日から冷たい雨が降っています。おくさんの運転で首都高速から中央道に入ったあたりから雨は雪に変り、やがて路面が白くなってきました。諦めて車を停め、チェーンの装着に悪戦苦闘しているうちに除雪車が路面の雪を掻き出してくれました。チェーンを片付け再び出発。その後は雪も止み、何事も無く中央道を降りました。
ホテルに向かう途中、ALPS の MD プリンタが捨て値で埃を被っているという噂の HARD-OFF がありましたので、おくさんにお願いして覗いてみる事にしました。大して期待はしていなかったのですが、本当に MD-1000 が 300 円で売っていました。動作不良のジャンク扱いでしたが、その症状には覚えがありましたし、インクリボンは 4 色共に半分以上残っていたので、最悪でもインクリボンで元は取れると判断、またブラックリボン 3 本セットも 300 円だったので一緒に購入しました。
チェックイン後、持参した DVD プレーヤを設置しているうちに夕食の時間となりました。初日は洋食、早くも食べ過ぎで苦しいのですが、子ども達と映画 2 本観てから息子 T とお風呂に入り就寝。お腹が痛くてなかなか眠れない。
冬休み突入! 28 Dec 2004
明日から 1 月 3 日まで出掛けて来ます。一応、作業機は持って行きますが、宿泊施設には(たぶん今年も)インターネット接続サービスの用意がされていないので、こちらへの書き込みは今年最後となります。それでは、みなさま良いお年を。
グレン・ミラー展 27 Dec 2004
昨日、子ども達を連れて日本橋三越まで散歩に行ったのですが、家にチケットを忘れてしまい、展覧会場には入りませんでした(どうせ子ども達が大人しく観ている訳無いし)。でも楽しみにしていた「ブルー・エアロノーツ・オーケストラ(女性だけのビッグバンドだそうです)」による生演奏は堪能できましたので満足です。
聴いている自分たちは勿論、演奏している方々、更にはグレン・ミラーにも、各々の生活の中で様々な苦労や悩みといった物があるはずなのですが、その様な事は一時忘れ、贅沢な時間を感じる事が出来る素晴しい音楽です。
子ども達には何度か「五つの銅貨(レッド・ニコルズ)」や「ベニー・グッドマン物語」、「グレン・ミラー物語」などのビデオを観せていたので(*1)、それなりに楽しかった(*2)様です。
*1 単細胞な自分は歳取るごとに涙脆くなり、レッド・ニコルズの再起をかけたライブに突然ルイ・アームストロングが参加する場面や、ダンスホールで演奏中のベニー・グッドマンが異変を感じて振り返ると、人々が踊るのを止めて演奏に聴き惚れている場面などでは、思わず「ぐっ」ときてしまいますので、彼らに悟られないようにするのが大変です。
*2 「げろっぱ、やって〜」と言われて、ジェイムズ・ブラウンの「Sex Machine」などを聴かせると更に身体が動くようですが、まだ連れて行けません。
年賀状制作進行中 #2 24 Dec 2004
幸い、おくさんから基本デザインの承認を得る事が出来ました。ただし 4 人家族なのにヒヨコ 5 羽の図案は誤解を招きそうなので 4 羽に修正、宛名面にちっちゃく入れる子ども達の写真も無事に撮影が終わり、今晩から印刷にかかる予定。今年は何とか年内に発送できそうです。
年賀状制作進行中 #1 21 Dec 2004
基本的なデザインを昨日の午前中に済ませ、夜、おくさんにプレゼンテーションしました。まだ採用・不採用の通知はありませんが、子ども達は気に入っている様なので、ここはひとつ「うん」と言って欲しいところです。
息子 T と散歩 11 Dec 2004
水疱瘡で外出できない息子 S はおくさんに任せて、息子 T と散歩してきました。「明治神宮前」駅で降りて、表参道を青山通り方面に向かいます。途中のマクドナルドで Mr. Incredibles のおもちゃを入手、ついでに T は早めの昼食、自分は遅めの朝食。青山通りを左折して外苑方面に歩きます。外苑西通りを左折して WATARI-UM に到着。地下に降りると、何故か携帯電話のぬり絵大会。T も参加させてもらいました。
再び青山通りに戻り、「HONDA ウエルカムプラザ青山」まで歩きます。展示バイクに T を跨がらせて記念撮影などしていると、自然木を利用した工作教室が始まりました。早速私たちも参加、留守番している息子 S の分も忘れずに、簡単な自動車のおもちゃを 2 台作らせてもらいました。
さすがにここまで 4 才児を歩かせると愚図りだし、もう歩けないなどと駄々をこねます。充分歩いたご褒美に、肩車しながら六本木まで歩きました。自分も疲れてきたので Tully's Coffee で休憩、しかしアンパン 2 つも食べますか? > T 。最後に「青山ブックセンター」を 10 年振りに訪れて終点です。
水疱瘡注意報! 09 Dec 2004
やっと治ったおくさんに続いて、息子 S(4 才 10 ヶ月)が水疱瘡になってしまいました。息子 T(4 才 10 ヶ月)が発病するのも時間の問題でしょう。せめてさっさと発病して、クリスマスとお正月を健康に迎える事が出来れば良いのですが・・・。予防接種は済ませてあるので、それほど悪くはならないとは思います。最後に心配なのは、自分自身が水疱瘡を済ませているのか不明な点です。それで無くても風邪気味で鼻水が止まらないのに・・・。
水疱瘡と通勤電車 04 Dec 2004
先週からおくさんが(子供たちではありません)水疱瘡を患ってしまい、一時保育として子供たちを数駅先の区立保育園に送り迎えしています。片道で 10 分にも満たない時間ではありますが、朝晩に電車を利用する生活は 10 年振りとあって新鮮な気持です。その 10 年間で最も変った風景として、携帯電話の一般化には驚きました。自分にとって魅力的なデザインが皆無な事はともかく、その必要性が無いために所有した事はありませんが、考えてみればうちのおくさんは勿論、実家に帰れば妹夫婦や両親まで持っているのですから当然な風景なのですね。更に、複雑な券売機の画面表示にも戸惑ってしまった自分は、かなり世間からずれている様です。あ、でも自動改札はクリアしましたよ。
自分が水疱瘡の予防接種を受けたのかどうか、記憶が定かではありません。もしかしたら 2 週間と言われる潜伏期間の後に発病してしまうかも。
液晶自慢(?) 03 Dec 2004
作業機である ThinkPad 560X 唯一の弱点、当てにならない液晶画面の階調再現がどの程度の物なのか、遅ればせながら検証してみたいと思います。
#FFF | #EEE | #DDD | #CCC | #BBB | #AAA | #999 | #888 | #777 | #666 | #555 | #444 | #333 | #222 | #111 | #000 |
ALPS MD1300 での印刷 30 Oct 2004
自家製絵本、ポストカードなど全ての印刷をこのプリンタで行なっています。購入したのが 98 年末なのでもう 6 年前の機種になりますが、インクリボンによる耐光性の強さ、普通紙でもまったく滲む事の無い特性、特にモノクロプリントでのシャープで黒々とした再現性は何回眺めても飽きる事がありません。最近でこそ毎夜のように印刷していますが、何ヶ月放置しておいても何事も無かったかのように印刷を始める姿には感動すら覚えます。写真画質での印刷再現という点では最近のインクジェットプリンタの足元にも及ばないかも知れませんが、自分の様なグラフィックイメージの印刷においては大した問題ではありません。しかし、この MD シリーズも数年前に店頭販売から撤退し、インクリボンなどの消耗品をいつまで生産してもらえるのか分からない、不安な状況となっています。もしその時が来たら、またはこれ以上の印刷品質を望む時が来たら、カラーレーザープリンタを選ぶ他は無いと考えています。
この素晴しい MD 1300 ではありますが、色調の再現性には若干の癖があります。もちろん低価格な民生機な訳ですから当然なのですが、トーンカーブが均一では無かったり、再現性の低い色調領域があったりします。更にデザインを行なっている作業機が 7 年前の中古 ThinkPad 560X で、その液晶画面の色調再現は MD 1300 以上にまったく当てにならない様な代物です。その為、ThinkPad 560X の画面上で色決定されたデザインをそのまま MD 1300 で印刷してみると、まったく想定外の色調で印刷される場合が往々にしてありました。
そこで今回の自家製絵本 MTWINS BOOKS 関連のデザインを見直すにあたって、最初に色調再現の計画を練るところから始める事にしました。まず ThinkPad 560X の画面上で MTWINS BOOKS に使用する基本 24 色の CMYK 設定を吟味し、MD 1300 から印刷してみます。当然、思った色調では印刷されないので MD 1300 の印刷特性に応じた CMYK 設定の調整をしては試験印刷を繰り返します。十数回の印刷実験から何とか妥協できる MD 1300 用の CMYK 設定を得る事が出来ました。これで ThinkPad 560X の画面上での CMYK 設定と、MD 1300 で印刷する場合の CMYK 設定が各々基本 24 色分揃いました。
基本 24 色の CMYK 設定対応表が出来れば、後は印刷用データの全色指定を MD 1300 用の設定に変換すれば良いのです。幸い自分は Linux 上の Basilisk II で Mac OS 用の Illustrator を使用しているので、変換作業は Linux 上で行う事が出来ます(Mac OS X なら、それだけで可能ですね)。いかにも素人臭い、要領の悪そうなシェルスクリプトを組んで、コマンド一発で特定のファイル、または特定のフォルダ内の全ファイルから印刷用のファイルを自動生成するようにしました。このスクリプトでは、最初に目的の Illustrator(PostScript)ファイル "test.ai" の改行コードを UNIX 用に変換し、次に ThinkPad 560X 用の CMYK 設定で指定された全ての基本 24 色を MD 1300 用の CMYK 設定に sed で変換し "test-PRINT.ai" として出力します。これだけではアイコンや用紙設定などの情報が反映されないので、不可視ファイルである ".finf/test.ai"、".rsrc/test.ai" も各々 "test-PRINT.ai" としてコピーします。何の工夫も無い単純なスクリプトではありますが、このスクリプトが無ければ、とても手作業で全てのファイルの全ての色指定を確認して、修正する事など出来なかったと思います。これも全て M+ BITMAP FONTS や M+ OUTLINE FONTS で頂いたスクリプト面でのご指摘、ご協力を参考として実現できた訳で、大変に感謝しております。
ジャンボ機、都心を低空飛行 18 Oct 2004
オリエント・タイ航空のジャンボ機(ボーイング747型)が9月19日未明、羽田空港に着陸前に、通常のルートを大きく外れ、約5分間にわたって超低空飛行をしていたことが分かった。(asahi.com)
夜中に突然、凄まじいジェットエンジンの音が聞こえて驚きました。真剣にテロかと心配しましたが、次の日の新聞には何も載っていなかったし。飛行経路を見ると、ほとんどうちの真上を飛んでいたわけです。
中央区子どもフェスティバル 17 Oct 2004
キックスケーターを転がしながら(もちろん子供だけ)、浜町公園に行ってきました。
・・・疲れたので、もう寝ます。
MEGASTAR-II cosmos を見て来ました 16 Oct 2004
久し振りに家族 4 人で 日本科学未来館 に行ってきました。友の会の更新手続きの後に入館、子供たちも随分と展示物に興味を持ってくれるようになったのは良いのですが、二人であっちこっちに行かれると追いかけるのが大変です。
何故か今日はガラガラに空いていて、念願の MEGASTAR-II cosmos を体験する事が出来ました。濃密な星空の描写は素晴らしく、(自分としては)見ていて飽きる事は無かったのですが、子供の感覚では少々演出が退屈だったようです。星空を見ているだけで満足する人なら良いのですが、前半はナレーションの後ろで天の川がのんびり移動しているだけなので、飽きてしまうのです。
Paul Bley と Annette Peacock のシンセサイザーと一緒に、小一時間ほどの天体ショーを楽しんでみたいなあ、というのは感覚古過ぎですね。
台風 22 号 三日目(10/11) 11 Oct 2004
チェックアウトの朝を迎えましたが、やっぱり電気と水道は止まったままです。朝食はホテルの人がおにぎりやサンドイッチを用意してくれました。無理をお願いしたのはこちらの方にも関わらず、かなりの割り引きをしていただいてホテルを後にします。結局、子供たちが楽しみにしていたプールはおろか、お風呂にも入る事はできませんでした。
おくさん方の強い要望で寄ったのは御殿場のプレミアムアウトレット。人混みと緑地帯近くの蚊の大群に閉口しながらも、買い物と軽い昼食を済ませて帰路につきます。帰りも渋滞は無く、15:00 頃には自宅に到着しました。
帰宅後に確認してみると、台風はホテルのある網代付近にも上陸していた様で、私たちは正に台風の通過を目の当たりにしていたわけです。今回の経験で子供たちが電気や水の大切さを感じてくれると良いのですが、台風や停電の感想を聞いてみても「全然、怖くなかった」らしいので、もう少々怖がらせた方が良かったのかも知れないと反省しています。
台風 22 号 二日目(10/10) 10 Oct 2004
07:00 過ぎに眼が覚めましたが、相変らず電気は止まっています。朝になってもトイレや階段は暗いので、大人は常時懐中電灯を携帯していなくてはいけません。何故か私たちは普段からマグライトを携帯している(というよりも、このような事態を待っていた。はい、不謹慎です)ので嬉々としています。08:00 からの朝食が終わり、しばらく部屋でくつろいでいたら、熱海駅まで M さんを迎えに行く時間になりました。
上の画像、左下に見えるのは歩道に倒れた街路樹です。中央よりやや上に見える民家の隣は全壊、その下の民家は屋根がありません。
ホテルの建つ丘の道を下りていくと、急勾配の坂道を上りきれなかったのか、乗用車が何台も乗り捨ててあります。海岸線沿いの道路の反対車線は、通行止めこそ解除されているものの渋滞が解消されていません。11:00 に熱海駅に到着、M さんと合流後、朝食時に飲めなかったコーヒーを駅構内で求め、車内で一息つきます。ホテルへの帰路は渋滞した海岸線沿いの道路を避け、山道に入ります。幸い倒木、落石なども無く無事 12:00 過ぎに到着しました。
ホテルに戻ってみると、今度は断水のため、昼食として予約しておいた日本蕎麦がカレーライスに変更されました。食後は飲料用として 2L のペットボトルとトイレ用の水を 1 バケツ、照明用の蝋燭を各々いただいて部屋に戻りました。結局、宿泊客は私たちだけになってしまった様です。元気のあり余っている子供たちに付き合って無人の大風呂やプールを探検したり、フィットネスコーナーで遊ばせながら雑談します。F 部家とゆっくり会えるのは久し振りなので退屈するような事はありませんでした。
電気が止まり、水道が止まり、遂にホテルでは夕食を用意してもらう事もできなくなりました。ホテル持ちの夕食をファミリーレストランで済ませるために車で出掛けた後は、昨晩と同様のミニミニ上映会をノート PC のバッテリが尽きるまで楽しみ、早々と就寝しました。
台風 22 号 一日目(10/09) 09 Oct 2004
朝からの雨で、予定されていた小学校と幼稚園の合同運動会は中止になりました。台風の様子を伺いながら、明日または明後日へと順延になるのですが、そんな事は知ったことではありません(いや、イケナイことなのですが、後日、幼稚園だけの運動会が予定されている)、 今日から 15 年来の友人であり、オフロードバイクとスキーの師匠であり、更に育児の先輩でもある F 部家と二泊三日の南熱海旅行に行ってきます。
11:30、F 部家のミニバンが到着。雨の降る中、うちのチャイルドシート 2 台を取り付けて出発します。うちは私、おくさん、子供(4 才 x2)の 4 人。F 部家は R さん(おくさん)と一人息子の S くん(6 才)の 2 人、M さん(ダンナさん)は仕事の都合で夕方に合流する予定です。お互いに子供が生まれてからは、なかなか以前の様にツーリングやスキーに出掛けることができなかったので、台風が来ようとも気にしないのです(出発前に見ていたニュースサイトで、「非常に強い台風」が上陸する恐れ、と書かれていたことをもう少々気にするべきだったかも知れませんが・・・)。うちの子供たちも S おにいちゃんに会えることが楽しみで、何日も前から自分たちの小さなリュックにおもちゃを詰め込んでいました。
時折強く降る雨も「ジャングル・クルーズ」気分で楽しみ(不謹慎です)、コンビニエンスストアで買ったお昼はんを食べ、「サンダーバード(お人形さんの方)」や「まんが日本昔ばなし」のビデオを見ながら(最近の車にはコンセントと AV 入力端子が用意されている!)、大した渋滞も無く 14:30 にホテルに到着。チェックイン後、そのまま各々の部屋に通してもらえました。
荷物を片付けてからうちの部屋に集まり、おやつを食べながら雑談などしていたら、海に面した窓の外がトンデモない事態になってきました。乱れ飛ぶ雨や木の葉に混じって千切れた枝や、トタン屋根(!)が宙を舞っています。遊びに夢中の子供たちにも無理矢理見せ、大自然のスペクタクルに眼を奪われていたところ、突然部屋の照明が切れてしまいました。停電です。
時間潰しに室内プール(子供たちが一番楽しみにしていた)やフィットネスコーナーを下見に行きました。子供たちが電気の切れたサイクルマシンなどで遊んでいると、浴衣姿のお年寄りグループが大風呂へと向かいます。「お年寄りは呑気だなあ」などと話していたのですが、後にその先見の明というか判断力に脱帽することとなります。部屋に戻って再び雑談、暴風雨は弱まってきましたが、日が暮れて部屋は少しずつ暗くなってきました。やがて仕事先の M さんから着信、電車が止まっていて今晩は動けないとの事。
ドアからノックの音、夕食の用意が出来たそうです。壊中電燈で階段を照らしながらダイニングルームに向かいます。テーブルに用意された蝋燭の明りで食べる夕食は、それなりの趣きがあって悪くはないのですが、料理を確認する度に蝋燭の元に近づけなくてはいけません。それよりもコックさんたちは、この蝋燭の下で料理をし、最後に全ての食器を手洗いしなくてはなりません。支配人さんがテーブルを回り、お詫びと状況の説明、明日の宿泊確認(できればキャンセルしてもらいたいのでしょう)などをしています。私たちは、慌てて他の宿を探しながら右往左往するよりも、不自由はあっても慣れたホテルでのんびりしたかったので、(迷惑にはなりますが)予定通りに連泊させていただくことにしました。
食事が終わって暗い部屋に戻っても、何もすることがありません。既に大風呂のお湯は冷めているでしょうし、照明もありません。そこで退屈気味の子供たちのために、いつも持ち歩いているノート PC でビデオクリップ(Thunderbirds、Starwars、Shrek2、Pixar 一連の映画など)のミニミニ上映会を 20:00 まで開催し、21:00 頃には寝てしまいました。
STARWARS TRILOGY DVD-BOX 26 Sep 2004
22 日には届いていたのですが、今日まで我慢して子供たちと一緒に「ボーナス・ディスク」から観ました。興味深いエピソードや映像が満載で楽しかったのですが、子供たちには少々退屈で長過ぎたようです。三部作は古い LD でしか持っていなかったので、こちらも楽しみです。公開当時は調子に乗ってオモチャのライトセーバーまで買ってきましたが、高校生の自分に使い途は無く、もっぱら父親がテレビのチャンネルを換えるのに使っていたのも遠い日の思い出です。考えてみると当時の STARWARS、というよりも STARWARS 現象とその周辺に対するカルチャーショックで、自分の中の何か「スイッチ」が入って、それで今の自分があるのだと思っています。
東京都現代美術館に行ってきた 18 Sep 2004
家族 4 人で、数ヶ月ぶりに東京都現代美術館へ行きました。といっても開催中の企画展「印象派」や「ピカソ」にそれほどの興味は無いので、常設展だけ回りました。友の会家族会員なら、常設展には全員無料で入ることができます。
今までは子供たちが飽きてこないよう足早に回ることしかできなかったのですが、4 才にもなると落ち着いた会話ができるようになってきたせいか、各々の作品ごとに「形のおもしろさ」や「色彩の楽しさ」を話してみると、それが純粋抽象作品であっても子供なりに解釈し、興味を持って楽しんでくれました。
一旦外に出て、気持の良い屋外プロムナードでお弁当を食べてから、再び美術館内の図書室に戻りました。今日子供たちが選んで、読み聞かせた絵本が何故か「イエローサブマリン」、4 人のおじさんが活躍する変テコリンなストーリーとサイケデリックなイラストレーションは、彼らの心の中でどのように解釈されたのでしょうか。
デジタルカメラ(実はおくさんの)接続記念 23 Aug 2004
M+ OUTLINE FONTS 表示確認用の Ultra 10 にインストールした Gentoo Linux のログイン画面です。モニタの上に乗っかっているのも、もちろん Gentoo ペンギンくん。何かのオマケに偶然付いてきたボトルキャップです。
お掃除連休 その 4 23 Aug 2004
その後、古 PC 2 台と古プリンタ 5 台、ファクシミリ 1 台、ほぼ全てのジャンクパーツの処分を決意したので、「おとうさんのキタナくてアブナイへや」はかなりスッキリしました。雰囲気としては「在庫の少ないジャンク屋さんの倉庫」といった感じでしょうか。階段がとんでもない状態になっていますが気にしないことにします。
これから他の部屋に掃除機をかけ、幼稚園靴を洗い(当番制なのです)、トイレの掃除が終れば今回のお掃除作戦はひとまず終了、明日からまた賑やかな毎日が始まります。
お掃除連休 その 3 22 Aug 2004
朝ごはんも食べないで洗濯したり、取り込んだ洗濯物を疊んだりしているうちに、おくさんが去年ジャスコで買ってきた安物デジタルカメラ Polaroid PDC 2070 を発掘。最初の電池が切れたまま放置してあった。安物とはいえ私の CASIO QV-200 に比べれば桁違いに高性能なはずなので、このままではもったいない。作業機 ThinkPad 560X に USB 端子があることを確認後、接続を試みることにした。SCSI、USB、VFAT を入れてカーネルを作り直してみたところ、無事に usb-storage として認識、あっけないものである(本当を言うと、何を入れたら良いのか分かってなくて、3 回カーネルを作り直した)。
タタミの部屋に掃除器をかけたら、いいかげんお腹が空いてきた。これから朝ごはん(たぶん昼食兼用)を調達してきます。
お掃除連休 その 1 21 Aug 2004
今日、明日と久しぶりに子供たち(と、おくさん)のいない休日なのですが、家中の片付けを遂行しなくてはいけません。もちろん M+ OUTLINE FONTS の作業は休止です。
古雑誌、古新聞の類は昨晩のうちに小分けして紐で縛り、先程朝一番で集積場所に置いてきました。これだけで随分と階段が歩きやすくなりました。次に「おとうさんのキタナくてアブナイへや」と子供たちに言われている古コンピュータ 20 数台と相応の周辺機器が山積みになっている部屋を探検してみる事にします。
おっと、その前に朝ごはんを調達してこなくてはいけません。食べてウダウダしていると、もう夕方。という事態だけは避けたいところです。
お掃除連休 その 2 21 Aug 2004
「おとうさんのキタナくてアブナイへや」だけで力尽きました。燃えるゴミと燃えないゴミが 70L * 2 袋ずつ、更に出てきた古雑誌、書籍の類が高さ 1.5m くらい、これで床の半分くらいが見えるようになりました。かなり思い切って処分したつもりです、なのに見た目はあまり変わってないような・・・。
本日発見した物。144 のモデム 2 台、NTT の ISDN 用 TA(これは返却しなくてはイケナイのでは? しかも何故かコンセントにつながったままだった)、東京めたりっくの ADSL モデム(これも返却しなくてはイケナイのでは? でもどこに?)、瓦礫の下にファクシミリ(作動状態のままだったが着信無し、存在を忘れていた)。
そして更に瓦礫の下から発見したのは動作中の ADSL モデムと 8 ポートのハブ。よくこんな劣悪な環境で生き延びていたものである。その奥で唸りを上げているのは 4 年前くらいから NetBSD が作動しているはずの(こうして Internet に接続できているのだから作動しているはずである) Pentium 120MHz 家庭内サーバ機、こちらとも久し振りのご対面だ。ああ、うちの LAN って「奇跡のネットワーク」だったのだなあ、としみじみ思いました。
昼食も忘れて片付けていたので疲れました、今日はもう晩ごはん食べて寝ます。
今日から夏休みです 13 Aug 2004
ピークを過ぎたのか、それほどひどい渋滞も無く野辺山に着きました(運転はおくさん)。大騒ぎの子供たちはいつも通りですが、日常の雑用を一時忘れて 16 日までのんびりする予定です。
キッズ T シャツ 2004 夏モデル制作 05 Aug 2004
気が付けば夏休み目前、子供たちと約束していたオリジナルプリントの T シャツも仕上げなくてはいけません。彼らの目の前で原稿をプリントアウトしてから、アイロンで定着させる工程までを実演し、「おとうさん = すごい」と脳裏に摺り込みたいのですが、なかなか落ち着いて見てくれません。
コメントスパム対策 02 Aug 2004
とりあえず簡単な方法で試しています。これで対処できない場合は、その時また考えます。
web デザインを修正しました(その 2) 15 Jul 2004
しばらく放置状態だった coz web のデザインを、ここのページに準じて修正しました。内容の変更はほとんどありません。
xclock -digital 11 Jul 2004
最近の X では "xclock -d" 時にフォント設定が反映されないようですが、"-norender" オプションで( M+ WORK SPACE 的には)解決するみたいです。
The Incredibles 08 Jul 2004
子供たちは夢中です。
M+ FONTS の web デザイン 07 Jul 2004
ここ coz web のデザインは思い切りゴチャゴチャと楽しく、反対に M+ FONTS は極力シンプルにしてみたのですが、見比べてみると M+ FONTS はあまりにも素気無さすぎました。人に楽しく見てもらいたいという気持が全然伝わらないですね。時間をみて再度修正してみるつもりです。
再び日記をつけます 06 Jul 2004
これからの数カ月間、自分にとって大事な転機となる出来事が続くかもしれない、というか、そうあるべき時期になったので、再び慣れない日記をつけてみようと思います。
ライフワークとなりつつある M+ FONTS や MTWINS 制作時のちょっとした進行状況、日常の出来事、感じた事などを記録するつもりです。