朝から掃除して、水抜き処理をして、昼食はイタリアンなファミリーレストランに寄って食べ放題のピザでお腹いっぱい。帰宅後、夕食も別のイタリアンなファミリーレストラン、さすがに軽くすませる。
夕食後、家に帰るとリビングのドアが ALEX に破壊されていた。
2016 年 6 月 19 日に保護団体 CAPIN から譲り受けた雑種の雄犬です。当時で推定 0 歳 6 ヶ月、犬を初めて家族として受け入れる自分たちのために選んでいただきました。生後 3 ヶ月くらいの頃に保護されたようです。下(右側)は保護された当時の子犬だった頃の面影をうかがうことのできる、本当に大切な写真です。
預かりボランティアさんのおかげで最初からとても良い子。2 週間のトライアル期間中、なに一つ不安を感じることはありませんでした。
茨城県の動物保護センターで授かった幼名「A 太郎」の「A」から始まって、うちの息子たち S 也、T 也の末弟として同じ「や」で終わる名前を考え、最終的に ALEX(アレックス)と名付けました。
「A」から始まって「や」で終わる名前といえば、カラマーゾフ家の同じ三男坊、心優しいアリョーシャが思い浮かびました。アリョーシャはアレクセイの短縮形なので、さらに英語読みにしてアレックスとなりました。偉大なるオビ=ワン・ケノービ師にもちなんでいます。
そんな ALEX に思いもよらない弱点がありました、車酔いしてしまうのです。車で移動することが多く、犬はドライブが好きなものと思いこんでいた自分たちにとって、それは大事でした。まず車に乗りたがらない、なんとか乗せても極度の緊張でヨダレをたらし、最終的には吐いてしまいます。
酔い止め薬を試したり(2 回目以降は飲むこと自体を拒否されました)、頻繁に休憩を挟んだりとドライブ経験を重ね、やっとヨダレをたらすことも吐くこともなくなりましたが、今でもドライブは苦手のようです。
そんな ALEX も 5 才になり、体重も当初の 11kg から 16kg まで増えて、立派な成犬となりました。家族のみんなにとって、とても大切な存在です。